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独立行政法人日本原子力研究開発機構高速増殖原型炉もんじゅの非常用ディーゼル発電機で確認されたシリンダライナの傷を踏まえた確認等の結果について東京電力から報告を受けました
ID: NRA078400055
原子力安全・保安院は、平成22年12月28日、独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下「原子力機構」という。)から、高速増殖原型炉もんじゅにおける非常用ディーゼル発電機でシリンダライナ部に傷を確認したことについて報告を受けました(平成22年12月28日お知らせ済み) その後、平成23年6月3日、原子力機構から、原因と対策に係る報告書が提出され、同日、原子力安全・保安院は、原子力事業者に対し、シリンダライナの健全性の確認や対策の実施状況等について報告するよう指示をしました(平成23年6月3日お知らせ済み)。 本日、原子力規制委員会(以下「当委員会」という。)は、東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)から当該指示に対する報告書を受領しましたのでお知らせします。 原子力安全・保安院は、平成22年12月28日、原子力機構から、高速増殖原型炉もんじゅ(FBR型:定格電気出力28万キロワット)における非常用ディーゼル発電機(C)でシリンダライナ部に傷を確認したことについて、原子炉等規制法に基づく報告を受けました。(平成22年12月28日お知らせ済み) また、平成23年6月3日、原子力機構から、当該部に傷が発生した原因と対策に係る報告書の提出を受けました。 原子力安全・保安院は、当該報告を受け、非常用ディーゼル発電機のシリンダライナへの傷が、直ちに安全上の問題を生じさせるものではないものの、適切な管理を行う必要があるものと判断し、同日、原子力事業者に対し、シリンダライナの健全性の確認や対策の実施状況等について報告するよう指示をしました(平成23年6月3日お知らせ済み)。 その後、同年7月4日、原子力安全・保安院は、原子力事業者から、シリンダライナの健全性確認に係る工程表等について報告を受けました。(平成23年7月5日お知らせ済み) 本日(平成26年3月27日)、当委員会は、東京電力から、シリンダライナの取り外し及び取付作業について適切な手順によって作業が行われていなかったことにより損傷の可能性があるシリンダライナの健全性の確認に係る原子力安全・保安院の指示に対する報告書を受領しましたのでお知らせします。
東京電力株式会社