その他
東京電力ホールディングス(株)から福島第一原子力発電所における運転上の制限の逸脱について報告を受領
ID: NRA078000924

1.東京電力ホールディングス(株)からの報告内容 2.原子力規制委員会の対応  東京電力ホールディングス株式会社は、福島第一原子力発電所1~4号機(以下「1~4号機」という。)建屋周辺に設置している6箇所の新設サブドレンピットにおいて、水位計の設定に誤りがあり、測定していた水位よりも実水位が709mm低い状態を確認しました。このため、最初に使用開始したサブドレンNo.203の使用開始日の平成29年4月19日以降、新設サブドレンピット水位と1~4号機建屋滞留水の水位が逆転している可能性があり、平成29年9月28日15時55分に特定原子力施設に係る実施計画に定める運転上の制限(原子炉建屋の滞留水水位が建屋近傍のサブドレン水の水位を超えないこと)からの逸脱を宣言しました。  本件に係る報告を受けて、現地駐在の原子力保安検査官が現場確認等を行い、東京電力ホールディングス株式会社が実施計画に従い、必要な措置を適切にとっているかどうかについて確認しております。 原子力規制委員会は、引き続き、東京電力ホールディングス株式会社が行う措置の実施状況等について確認します。 (注)運転上の制限 実施計画において、滞留水の漏出を防止するため、各建屋の滞留水水位が地下水の水位を超えないこと等を定めているものです。一時的にこれを満足しない状態が発生すると、発電用原子炉設置者は運転上の制限からの逸脱を宣言し、速やかに適正な状態への復旧等の措置を行うことが求められます。 なお、それらの措置を講ずれば、実施計画違反に該当するものではありません。

公開日
2017年09月28日
担当
原子力規制庁 原子力規制部 東京電力福島第一原子力発電所事故対策室 室長 今井 俊博 担当:木下 電話(直通) 03-5114-2120 電話(代表) 03-3581-3552

実用発電用原子炉

東京電力 福島第一原子力発電所1号炉 東京電力 福島第一原子力発電所2号炉 東京電力 福島第一原子力発電所3号炉 東京電力 福島第一原子力発電所4号炉 東京電力 福島第一原子力発電所5号炉 東京電力 福島第一原子力発電所6号炉
0 件選択中

サイズの大きいファイルをダウンロードしようとしています。

このままダウンロードしますか?

WiFi環境ではない場合、追加料金が発生する場合があります。
資料名をクリックすると、ダウンロードせずに ビューアー形式で閲覧できます。