事故・トラブル情報
発電機トリップに伴う原子炉トリップ(関西電力(株)高浜発電所4号機)
ID: NRA052000220
原子力規制委員会は、平成28年2月29日に発生した関西電力株式会社高浜発電所4号機における発電機トリップに伴う原子炉トリップについて、本日(16日)、関西電力株式会社から原因と対策に係る報告書(補正)の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定です。
原子力規制委員会は、平成28年2月29日に発生した関西電力株式会社高浜発電所4号機における発電機トリップに伴う原子炉トリップについて、本日(9日)、関西電力株式会社から原因と対策に係る報告書の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定です。
原子力規制庁は、平成28年2月29日、関西電力株式会社より、起動操作中の高浜発電所4号機において、発電機並列操作を実施したところ、発電機がトリップし、引き続きタービンと原子炉がトリップしたとして、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく報告を受けました。 1.関西電力からの報告 平成28年2月29日、関西電力株式会社より、起動操作中の高浜発電所4号機において、発電機並列操作を実施した際、「主変・発電機内部故障」警報が発生し、発電機がトリップし、引き続きタービンと原子炉がトリップしたとして、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づき報告を受けました。 関西電力株式会社から受けた報告の概要は別紙のとおりです。 2.原子力規制庁の対応 本件については、同日(29日)、現地の原子力保安検査官が現場の状況等について確認を行っています。 今後も、関西電力(株)が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。