事故・トラブル情報
汚染水貯留タンク(B南エリア)からの汚染水漏えい(東京電力(株)福島第一原子力発電所)
ID: NRA052000207
原子力規制庁は、本日(31日)、平成25年10月2日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの汚染水漏えいについて、東京電力株式会社から原因と対策に係る報告書(補正)の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制庁としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定です。
原子力規制委員会は、本日(6日)、平成25年10月2日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの汚染水漏えいについて、東京電力株式会社から原因と対策に係る報告書の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、報告を受けた内容を厳格に確認する予定です。
原子力規制委員会は、本日(11日)、平成25年10月2日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの汚染水漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき、事故故障等の状況及びそれに対する処置に係る報告書の提出を受けましたので、公表します。 今後、原子力規制委員会としては、東京電力株式会社が行う原因調査及び対策について確認していきます。
原子力規制庁は、10月2日、東京電力株式会社から、福島第一原子力発電所における汚染水貯留タンクからの汚染水漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく報告を受けました。 1.東京電力株式会社からの報告内容 10月2日20時05分頃、発電所構内のB南エリアタンク(B-A5)の上部天板部から水の滴下があることが発見された。 その後、21時55分頃、当該タンク天板部から漏えいした水は堰内※に滴下するとともに、タンク外周に設置された点検用足場を介して堰外にも流出していることが確認された。 以上のことから、10月2日22時43分、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき報告した。 ※タンクから水が漏えいしても敷地内に漏れ出ることを防ぐためのコンクリート槽。 2.原子力規制庁の対応 本件について、現地原子力保安検査官が、現場の状況などの確認を行っています。また、10月2日付けで原子力規制庁から、東京電力に対し、以下の指示を行っています。 ・B南エリア堰内の水を早急に回収すること。 ・B南エリア周辺の汚染の範囲を特定すること。 ・B南エリア周辺の汚染土壌の回収。 ・B南エリア周辺の排水溝について、速やかにサンプリング分析し、溢水の海への流出を防止すること。 今後、事業者が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。